フロアフロス

虫歯があると宇宙飛行士にはなれません。

無重力下では痛みが増すとかなんとか。

まあ、宇宙ではすぐに治療もできませんしね。

虫歯ができても簡単に通院できないのは宇宙飛行士も、世のお母ちゃんも一緒だと思うのです。

今まで虫歯は経過観察のC0１本のみで、それなりに歯磨きにも自信がありました。

それが妊娠出産を経て、上顎の歯ほぼ全てに新しい虫歯ができてしまいました。

妊娠中も臨月を除いて基本3ヶ月ごとのクリーニングを欠かさず、メンテナンスしてきたにもかかわらずです。

しかし、わずか数ヶ月の間に急激に進行することは十分あるとのこと。

新しく虫歯になったのは全て歯の隙間。

歯の隙間は虫歯になりやすくかつ、他の部位にできた虫歯よりも広範囲に削ることも多いそうで、それは後の歯の寿命も削ることになります。

虫歯の予防に大切なプラークコントロールですが、歯磨きでの歯垢除去率はわずか６０％程。

それがフロスを使うことで８０％以上にあがります。

つまりフロスは必須ということです。

さてこのフロアフロス、普通のフロスとの一番の違いは、３８４本もの繊維からできていること。

この繊維がだ液でふわっ〜と広がって、３８４本の繊維一本一本がごっそり歯垢を絡めとってくれるのです。

使いごこちはふんわりと柔らかいのに、使用中に切れたことは未だ一度もありません。

これだけ素晴らしい効果のあるフロスなのですが、今まで嫌厭してきて適当だったのもまた事実でして、それというのもどうにも私が不器用だからです。

そのことを歯科衛生士に正直に打ち明けますと、ニッコリと丁寧に教えてくれました。

使い方ですがまずはケチらずに４０センチ程度出して切ります。

そしてフロスを人差し指ではなく、中指に巻きつけることがコツです。

片側にフロスの端を巻きつけ、反対側は残りのフロスを巻き取ります。

両手の中指の感覚が１０センチ程度になるくらいです。

これだけで人差し指が自由に使えるようになるはずです。

歯間に通して汚れたフロスは巻き取り、清潔な未使用側のフロスをくりだしてください。

フロスが難しいという方は、ぜひこの方法でお試しください。

今現在、このフロスを欠かさず今のところ安定した状態を保てています。

みなさん、くれぐれも歯を大切に。

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