かかりつけ医は坊ちゃんの臍を二度見して言いました。
「あれっ?!ヘルニアやん!」
たしかに時々、とび出ていたし、家族はみな、うすうすそうかもと思っていたので
正直、「やっぱりかあ。」というところではありました。
臍ヘルニアの多くは生後すぐになる子が多いけれど、ときどき1歳ごろから臍が出てくる子どももいるようで、うちの坊ちゃんはどうやら後者のタイプだったようです。
どうやらというのは、いつからそうだったのかよく覚えていないからで、それというのも何かの拍子に出てもすぐに引っ込んでいたからです。
この臍ヘルニアというのは鼠径ヘルニアとはちがって、健康上の問題はほとんどなくて、審美、要は見た目の問題ということなのです。
1歳を超えると自然に引っ込むことはなく、手術をするならば早いうちが良いと勧められたので手術のできる病院へ紹介状を書いてもらうことにしました。
手術は基本、全身麻酔になり1泊2日の入院となるとのこと。
日帰手術が可能な病院も教えてもらったが、以前の入院でお世話になったA病院へ紹介状を書いてもらい、後日、診察へ向かいました。
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