個人事業主から始まり、法人化した小さな会社をやっています。
経理事務、簿記などまったくの知識ゼロからスタートした私の経理ルーティンをご紹介します。
確定申告が必要なフリーランスの方でも役に立つかと思います。
帳簿は弥生会計でつけていて、全く外注せず一人でつけています。
作業に費やすのは毎月、1時間半〜2時間ほど。
簿記の知識不要なクラウド会計ソフトは多々あり、導入を検討したこともありましたが、結局は使いませんでした。
私が一番ネックに感じたのが、知識不要で帳簿が作れるというのは、裏を返せば簿記の仕組みがいつまでたってもわからないということ。
わが社の場合、在庫等ない形態なので、簿記が簡単なのもありますが、やはり税理士さんとのやりとりなどもありますから、簡単な簿記の仕組みはわかっておいた方がいいと感じます。
大まかな帳簿の付け方
弥生会計>仕訳帳>データインポート
入力の99%はこれで済みます。
給与、社会保険料などのごく一部のみ、振替伝票で手入力で登録しています。(これも毎月数件しかありません)
データ化の工夫
弥生の入力画面は残念ながら、効率化には程遠いので、極力インポート形式で入力するようにしています。
いかに漏れなくデータで収集するかが肝です。
日々の支払はデータで残る形で主に次のような流れで行います。
クレジット払い
JCB法人カードを使っています。
会社の設立初期の頃でもカードを作ることができました。
社員の経費もこちらのカードで決済してもらうので、立替などもほぼありません。
CSVで履歴データを出すことができます。
アマゾンビジネス
ビジネスアカウントを持っています。法人払いで月毎にまとめて請求支払。
社員別に購買権限を細かく設定でき、決済の承認などコントロールもできるので、便利。
購買履歴からテキストデータを出すことができます。
それまでカード決済していましたが、カードの履歴ではamazonで購入したものが全てamazonとなってしまい、後で何を購入したのか明細の確認が大変でした。
このビジネスアカウントで請求と履歴が一元化されて解決しました。
口座振替
ネット銀行を利用。
こちらも取引履歴をCSVで取得します。
paypay銀行(旧ジャパンネット銀行)に設立当初からお世話になっています。
設立したばかりの会社でも口座を作ることができました。
現金払い
最後まで残っていたのが現金払いの領収書。
streamedという電子化サービスで解決できました。
スマホで撮影した領収書をアップロードすると自動で領収書を電子化してくれます。
手書きの領収書も大丈夫です。
月末にまとめて電子化されたデータをダウンロードしています。
費用は電子化50枚までで月額980円です。
scansnapがstreamedに連携して、さらに日々の領収書整理が楽になりました!
新規登録の際に友達紹介コードを入力すると、無料自動データ化が10枚プレゼントされます。
貼っておきますので、お試ししてみたい方はお気軽にお使いください。
紹介コード:G26BF
インポート用のCSVの作成
弥生特有のコードとか、データ型があるため、まずは弥生から仕訳データをエキスポートして、そのシートを元に整形し、入力用のエクセルを作りました。
取得した全てのテキストデータをインポート用の形に貼り付けして、弥生に取り込めば完了です。
この作業も、やればまだまだ自動化の余地がありそうですが、まだ取り組めていませんね。
コメント