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家を建てよう:なんのために家を建てるのか

2020年秋。

便利なマンション住まいを長年してきましたが、家を建てようということになりました。

理由は子供が二人になること。

現在のマンション定期借家の契約期限があと数年に迫っていること。

そして、主人は趣味を思いっきり楽しみたいということ。

自転車が趣味なので、これらをストレスなく管理したいという夢があるようです。

土間が欲しいと。

ギターやドラムもしたいと。没頭できる防音室が欲しい。

リモートでも使える仕事部屋が欲しい。

どんな豪邸だ。

そうなるとマンションが手狭で、家が欲しい〜!という。

まあ、実際、一部屋は主人の趣味のもので全部埋まっており、二人目ちゃんのスペースはどうする問題は未解決のまま。

対照的に私は、美味しいご飯と旅、カメラができれば良い。

家のスペースは要求しない暮らしぶりなので、戸建てに対しての熱量はかなり低め。

は、家に防音室!?ちょっといけば時間借りできるとこあるじゃん、みたいな。

妻よりも夫の方が熱量高めという珍しいパターンです。

こんなギャップのある状態から突如スタートすることになった家を建てよう計画。

そんな中で、話し合ったのは、なぜ家を建てるのか、どんな暮らしをしたいのか。

話し合っていく中で、私たちが大事に考えている条件が浮かび上がってきました。

今、現在、土地の目星がやっと着いたところでありますが、過程を残すことを兼ねて記事にしていきたいと思います。

安全な住まいであること

地震大国日本。

温暖化でますます大型化する台風、異常気象。

15年前ではそんなことあり得るのというような災害想定が、実際に各地で起こっている現実。

建物の丈夫さや安全性だけではなく立地そのものもかなり重要です。

これは、私の得意分野。古地図、各種ハザードマップで調べましょうとも。

仕事をしっかりと続けられる立地であること

母(妻)の職場に近いこと。

ゆったりとした大阪郊外の環境も捨てがたく、色々検討しましたが、どう計算しても私の通勤時間による生活のロスは大きく。

いろいろリサーチするとやはり保育園への送迎込みで職場まで1時間以内というのが一つの目安のようですね。

そして、会社の近くにいないと経営者は不安なものです。シミュレーションしてみてよく分かりました。

対して、車通勤の主人は、市内・郊外どこでも通勤時間は、あまり変わらず大丈夫ということで私の職場に近い立地を探すことにしました。

やはりワーキングマザーは職場が近いってメリットが大きいです。

子どものための環境が整っていること

周辺環境、学区など一通りは検討しました。

学校に関しては小学校では公立校を。

中学以降は大阪市内ですので、私立なら学力次第でどこでも(ほんと学力さえあれば)問題はあまりないかと。

公立中学校を選びたい場合は周辺環境の影響が非常に大きいのが大阪。

どちらも選択可能な立地ならいいですが、そういった場所は高いです。

最初から割り切って中学以降は私立と決めて土地選びすることも必要かもしれません。

あとは、通学や習い事にかかる時間。

よく聞くのが、子どもたちの送り迎えで午後半日が終わってしまう〜というお話。

特に郊外ですと、駅まで一日数往復したり。

実際、地方暮らしだった私にはリアルに感じる話で、ちょっとこれは避けたいと思いました。

地震や犯罪の心配もありますし、あまり遠くに子どもが習い事をしにいかないといけないのは避けたいところでもあります。

資産として考える部分と償却するもののバランスを取る

これは我が家独特の考え方かもしれません。

極論を言えば、土地は資産であって償却しませんので、いくらで買っても売却すれば一緒、出ていくお金はないという考え方です。バランスシートの考え方です。(だからっていくらでもOKというわけではないのですが)

ただし、これは売却時に損が出ないことが大前提。なので、土地は出口戦略(=必ず良い条件で売却できる)がしっかりしている物件に限定することにしました。

逆に、建物。

会計・税の観点から言うと、価値が年々減っていく(減価償却)わけですから、あまりお金をかけてはいけないということも、すり合わせました。

環境に配慮した住まいであること

土地が決まって、建物の話にはなりますが。

ここからの数十年はエネルギー問題は避けて通れないであろうと考えました。

世の中の流れを見て、省エネ、創エネ、初期コストをかけても整えた方が良い設備もありそうです。

ある程度勉強して、ビルダーさんとしっかり議論できるようになっておきたいです。

現在の進捗は土地が見つかったところ。

ここまで1年半かかりました。土地探し期間の平均は半年程度という中で我が家は結構時間がかかった方かと思います。

その間、いろいろと勉強することもできたので、我が家にはちょうどタイミングがよかったと思います。

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この記事を書いた人

大阪で小さな会社の代表をしながら、子育て中のワーキングマザーです。
現在第二子妊娠中。

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